シオデの栽培

ユリ科/地方名:ひでこ、そでこ、しょで

ひでこ節という名の民謡があるほど、有名で美味しい山菜。食べるのは若芽で2・30㎝位になったやわらかい先の部分を指でつまんで採る。 採取時期は、4月~6月。「栽培は確立されてない」というので皆さんも私と一緒にシオデ栽培に挑戦しませんか?

シオデは、山地の日当たりの草地に生える

シオデ新芽

私の経験では、キイチゴやタラノキが生えるような南向きの木が密集していない比較的日当たりのよい傾斜地に多く生えている。
人や車の往来が多い場所には生えていないことが多い。

シオデはの採取は春先がいい

シオデ新芽

シオデは、冬はには枯れてしまう。だから、冬でも苗を見つけやすい。 ユリ科というせいか根は自然薯に近い。

繁殖法

シオデ

根を掘って、茎を根元から10~30㎝残して切って、根もポットに入る大きさ分けて植えてみた。
根の一部に、芽が出そうな白いものが出ているものもある。

株分け、さし芽。実生法

シオデ

シオデの栽培は初体験、栽培の参考文献も少なしので感でやってみるしかない。

山で採ってきた種根 太さは5mm前後が多い。同じ太さで芽が出れば十分食べられる太さだが、実生で何年目の根なのか分からない。