『タラノメ新駒』を植える準備
種根を植えるポイント
・タラノキは根の張りが浅く、加湿に弱い。種根を植え付けるのは排水の良い場所を選ぶ必要がある。・水田に植え付ける場合は、出来るだけ棚田のような傾斜地で排水の良いところが良い。
・傾斜の緩いところでは台風などの出水期に浸冠水しないように深めに排水溝を設けておいたり高畝にしておく。
・植え付け方は 日がよくあたる所で畝を作り5センチから6センチ掘って、根を横に寝かしてその上から土を掛ける。
・タラの木は基本的に放任栽培ですので大きくなれば水も肥料もやらなくても育ちます。
※こうした基本的なことは、送られてきた資料に書いてあったのに、勝手に自己流で、畝もつくらず、種根の植え付けの深さも適当(深すぎた)だった。
10本の種根植え芽が出たのは2本
芽も植えた場所が悪く成長が悪い
『タラノメ新駒』植付失敗の原因
種根が3月7日に到着。その日に庭の空いている場所に、適当に植えた。1ヵ月経っても芽らしいものが、埋めた場所に出てこない。
それで生産者に電話で相談。植え付け方が大きく間違っていたことを知らされる。
・植え付ける場所をやや深目に耕し、軽く畝を作る。南北に作ると日光が平均的に当たる。
・種根の植え付け深さは5㎝前後にする。(深すぎた)深すぎると芽が出ない。
・種根の植え付けた場所に目印(木の枝)をする。(しなかった)どこに植えたか分かるようにしておくと芽が出てきた場合確認しやすい。
・日がよく当たる場所。(若干日当たりが悪い)タラノメは日当たりを好む。
・タラの木は基本的に放任栽培でも育ちますが、ただ小さい内は早めに水をあげて下さい、草にうずもれると消えてしまいます。
・草丈より大きくなるまで草刈はしてください。農業用で大きく育てる方は 肥料も水も必要です。
※休耕田の場合品種により植え方が違いますのでご購入時にご相談ください。(簡単な道具を使ったりします)
・ その後は雨が降らない日が続いたり保湿が悪い砂利土とか、日がよくあたる乾燥地であれば 時々水を上げて下さい。
・ 3月に植えると普通4月には芽が出ますが 梅雨時から梅雨明け芽が出るのもあります。
2020年2月、新駒の種根に再挑戦
2月16日新駒の種根を植える
今年は昨年の失敗を糧に新駒の種根を植えるに当たり、畝を作って、 種根20本を仕入れ10本を畝を作ったところに、2・3㎝の溝を指で掘り10㎝ほどの新駒の種根を株間20㎝、深さ5㎝~7㎝程度に植え、1本植えるごとに目印の棒を立て植える。