栽培は畑地から林内へ
最近は畑栽培から、杉造林地、栗林、ゆず園の中に作るワラビ栽培などの複合栽培が注目されている。
ワラビの好む環境に合わせて栽培すると良質のワラビが収穫できる。条件があえば自然に繁殖して手がかからない。
植付準備

畑の場合はよく深耕し、10アール当たり堆肥2000~3000キロ、鶏ふん200キロを施すか、有機質入り化成を施す。
ワラビの種根は10月下旬~11月下旬か、翌年の3月地中の芽が動かない時期に掘って植える。
参考文献:山菜栽培全科
ワラビの芽

ワラビは、全国各地に、ほぼどこでも育つ山菜で、田んぼのあぜ道、林道脇などで自生している。でんぷん質の地下茎が伸びて、新しい
芽が次から次にと出てきて春から夏一杯採れる山菜です。
木陰や落葉の多い肥沃地では、太くて良質のものが生える。乾燥地ややせちでは育ちが悪く、細くて短いワラビになる。
ワラビのあく抜き

ワラビは、アクが強いので採ってそのまま食べられない。灰や重曹などであく抜きをする。。
ワラビの料理

ワラビは、「お浸しが一番美味しい!」と思う。ヌメリとワラビ独特の食感が美味しい。 ワラビは昔から食べられている山菜なのでレシピもたくさんある。好みで料理し美味しく食べてください。
ワラビの安全性
一時「ワラビを食べるとガンになる」とマスコミで騒がれワラビに含まれるプタキロサイドという物質が動物実験の結果問題視されたことがあるが、
「人では1日当たり220㎏を80日間食べ続けないと発癌する」というモノで、普通に食べる分にはほとんど問題ない。 |