タラノメ栽培も油断すると病害虫が
梅雨期を過ぎた頃葉が枯れ落ち、根は腐ってしまうタラノキの立枯れ病。
梅雨期前後に葉に小斑点が現れ萎縮してたりする。その後、茎がサメ肌になる。
アブラムシ・カミキリムシが発生することもある。
病害虫対策
立ち枯れ病


根は腐ってなくなります。
* 予防方は梅雨時期か台風時期に高温多湿多く発生しますので ユニフォーム粒剤を1反に30キロ根挿時と梅雨前と台風前にまく。
* 防草シートを左右から掛けるか マルチをかけて 病原菌に汚染された土に雨水がふれないうちに流してしまえば 水が病原菌を含まないで流れていくので伝染が極端に少なくなります。
また土が水浸しにならないので根腐れ病に掛かりにくくなります。
*畦波を使う方法 水田に使う30センチの畦波を2メーターに切り丸めて包装用テープで止めその中に土を8割までいれて植えます。
または直間パイプを長方形に組み中にパイプにそって網を張りその中に籾殻10 クンタン3 田土3 を入れそこに植えつけます。
品種によっては高畝だけでも大丈夫な品種もあります ご相談下さい。。
高温時また雨の多い時期にも多湿にならない根腐れ病に掛かりません試してみて下さい。
* 病気に掛ってしまえば有効な対策はありません。
タラのそうか病



輪紋状の赤褐色の病斑が形成されます。
激発するとほとんど葉が落葉してしまいます。
新駒、 駒みどり、などに多く発生します。
予防方は梅雨又は秋の長雨前にペンコセブ水和財やデランフロアブルやマネージM水和財やフロンサイドSCなどを散布します。
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鉄砲ムシ(カミキリムシの幼虫)


3月から9月ごろまで産卵します。
1週間程度で卵から幼虫にかえり木の中心部を食い荒らす 翌年成虫になる。
また2年後成虫になるとも言われています。
かみきり虫の多い地方では2回に分けて植えます 。
1年目種根を植え付け1年空けて別の所にまた植えます 。
植えて3年めからカミキリムシが来ますので2回に分けて植えると被害が最小限に食い止めめられます。 。
予防方は3月から8月に2回から3回ほどスミチオン100倍を木全体に散布します一度の散布で1ヶ月ほど効果がありますので3月1回目の散布をして 5月8月下旬ごろにもう一度行います。。
もしくは少量でしたら穴の中に針金を差し込み虫を駆除します。。
対策法は下草をいつもきれいに刈る 株元に卵を産むので 株元にビニールをまく またアルミホイルを巻く みかんネットを使う。
穴が開いていれば穴の中にキンチョールの鉄砲虫用 殺虫剤を吹き込む。
その他農薬
池尻制約のテッポーダン
穴の中に粒剤を2から3個入れチューブ薬で穴をふさぐと木が元気になるみたいです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鹿の多い地域では鹿の食害に気おつけてください。
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ヨトウ虫
種根を植えてから1ヶ月ほどで新芽が出てきます。出た芽をヨトウ虫に食べられる害が出る事があります。
ダイアジノンを植え付け後20日ぐらいで株元周辺に蒔いておいてください。